82歳のおばあさんが、近所の方の紹介でセッションに来てくださいました。
その姿には、長い年月を生きてきた人だけがもつ、静かな強さがありました。
畑仕事を続けてこられた背中は少し丸く、腰の奥には坐骨神経痛のような鋭い痛み。
夜は落ち着かず、眠りも浅い——。
でも、おばあさんはとても穏やかで、やわらかく、
「人に迷惑をかけたくなくてね」と、
胸の内の“がまん”をそっと語ってくださいました。
長い人生の中で積み重ねてきた優しさや責任感。
それが知らず知らずのうちに、からだの深いところで力んでしまうことがあります。

ゆっくり胸がひらいていくとき
セッションではまず、
縮こまっていた胸の前をそっとひらく「五芒星のワーク」から。
呼吸が深くなり、自分のからだに流れる微細なリズムが戻ってくると、
力んでいた腰や股関節にも、静かなゆるみが広がっていきました。
長年の姿勢や習慣で固まっていた骨盤が少しずつ整っていくと、
足先へ向かうエネルギーの流れが自然に戻っていきます。
それはまるで、からだが本来の自分に戻る道を思い出していくようでした。
笑顔が教えてくれたこと
3回目のセッションを終えるころには、
おばあさんの長年の痛みはすっかり消え、
表情までもが明るく軽やかになっていました。
「よく眠れるようになってね、気分も明るくなったわ」
呼吸が深くなると、こころの緊張もほどけていきます。
生命の流れが整うと、人は誰でも自然と笑顔に戻っていきます。
癒しは、外から何かをしてあげることではない。
その人の内側にある力が、静かに目覚めるときに起こる。
おばあさんは、そのことを自分の変化で教えてくれたのです。

からだの奥に眠る力は、誰の中にもある
このおばあさんの変化は特別なことではありません。
年齢に関係なく、私たちの中には同じような生命の知恵が流れています。
胸がひらくと呼吸が変わり、
呼吸が変わると心が静まり、
心が静まると身体が整い、
身体が整うとエネルギーが巡りはじめる。
その循環が整うとき、
人は本来の軽やかさへと戻っていきます。
癒しの本質に触れてみたい方へ
もしあなたが、
「人の変化の瞬間に寄り添ってみたい」
「内側から整うプロセスを学んでみたい」
「もっと深く、丁寧に生命のリズムを感じてみたい」
そんな気持ちを少しでも感じていたら、
スクールで大切にしている学びが、きっと役に立つと思います。
まずは自分がゆるむこと。
そこから自然に、まわりの人の変化にも気づけるようになります。
まもなく開講する『APP:ポラリティ・クラニオ1/ヒューマンエネルギーシステム』クラスは、自分のための癒しを大切にしながら学べる、はじめの一歩です。
心にそっと触れるものがあったら、気軽に参加してみてください。
クラスの詳細はこちらからご覧いただけます。
12月18日〜21日『APP:ポラリティ・クラニオ1/ヒューマンエネルギーシステム』