この文章は、 「自分はできる人ではない」「むしろ、いつも足りていない気がする」 そう感じている人に向けて書いています。
もしあなたが、「できる人」という言葉に違和感や居心地の悪さ、反発を感じるなら、それはとても自然な反応です。
多くの場合、「できる人」という認識は、本人の内側には存在しません。
なぜなら、自分が日常的に使っている負荷は、自分には見えないからです。
ずっと同じ強度で走ってきた人ほど、その緊張は「背景」になります。
これは能力の話ではありません。
身体がずっと「途中」の状態で生きてきただけ。だからこのブログも、 無理に当てはめなくて大丈夫です。
今日はただ、この続きを電車の中で、ぼんやり読めるものとして置いておいてください。

移動時間にできる神経のリセット習慣
・目を閉じなくてOK
・1〜3分
・誰にも気づかれません
実践① 「まだ途中」の神経を、いったん降ろす(30秒)
電車に乗って席に座ったら、背もたれにほんの少し体重を預けます。
心の中で、こう言います。
「いま、運ばれている」
考えなくていい。
感じなくてもいい。
「自分が進めていない状態」を身体に体験させるだけです。
これは、「自分で動かなくても、世界は進む」 という安全信号になります。
実践② 吐く息だけ整える(1分)
吸う息は気にしません。
口を軽く閉じます。
鼻から、細く長く吐きます。
吸うより少し長く、3〜4回で十分です。
心の中で添える言葉は、これだけ。
「終わりの方向」
吐く息は、 迷走神経に直接「終了」を伝えます。
実践③ 目を使った神経リセット(移動中ずっとOK)
車窓をぼんやり眺めます。
・焦点を合わせない
・景色を追わない
・ただ流れるのを見る
これは、 狩り・判断・分析モードを解除する視覚の使い方です。
途中で考え事がはじまったら、
「あ、戻ったな」
それだけでOKです。
実践④ 今日使ったエネルギーを「評価しないで認識する」
スマホを見ても、見なくても。
心の中で、箇条書きで思い出します。
・気を遣った
・集中した
・判断した
・耐えた
成果は数えません。 消費だけを思い出します。
そして最後に、一言。
「これだけ使った」
多い・少ないは決めません。
実践⑤ 降車前の「区切り」(15秒)
駅が近づいたら、 吐く息と一緒に、心の中で。
「ここまで」
たったそれだけ。
これが、 がんばり続ける神経に 「終点」を教える練習です。

よくあること(安心してください)
この実践を続けると、
・眠くなる
・何もしたくなくなる
・急に疲れを感じる
ことがあります。
これは怠けではなく、 働き続けていた神経が、ようやく緩んだサインです。
おわりに
あなたがこれを実践できるのは、余裕があるからではありません。
むしろ、 余裕がない状態を長く続けてきたからです。
「できる人」という言葉を受け取らなくていい。
ただ、 電車の中で、一駅分だけ、 神経を降ろす。
それで十分です。
このブログは、 変わるためのものではなく、 少し楽になるためにあります。